2019年から本格的に植物を育て始めて、気づけばかなりの数になっていました。
今回は、僕がどんな植物を育てているのかを少し紹介してみようと思います。
これからアガベの梅雨対策や夏の管理についての記事を書いていく予定ですが、その前にまず「どんな植物を
育てている人間なのか」を知ってもらった方が、この先の記事も読みやすくなるかなと思いました。
ただ、この記事は単に植物をたくさん紹介するだけの記事ではありません。
車椅子で園芸を続けていると、植物を選ぶときにも考えることが増えます。
置き場所、水やり、植え替え、鉢の移動、冬越し、夏の管理。
好きな植物を何も考えずに迎えられたら楽ですが、僕の場合は「自分の環境で無理なく続けられるか」も大事な基準になります。
今育てている植物たちは、好きで集めてきたものでもありますが、同時に、自分の生活や身体の状態に合わせながら
残ってきた植物たちでもあります。
身体に制約があっても、植物を楽しむ方法はあります。
今回は、そんな視点も含めて、僕が育てている植物たちを紹介していきます。

一番多く育てているのはアガベ
僕が育てている植物の中で、一番数が多いのがアガベです。
アガベといっても種類は多く、見た目も性質もかなり違います。
僕が育てているものでは、イシスメンシス、ポタトラム、チタノタ・オテロイ、パリー、パラサナ、大型・中型で耐寒性のあるもの、ハイブリッド系などがあります。
同じアガベでも、サイズ感、成長速度、寒さへの強さ、鉢植えでの扱いやすさ、置き場所の考え方は変わってきます。
その中でも、特に思い入れがあるのがイシスメンシスとポタトラムです。
イシスメンシス
イシスメンシスは、僕が育てているアガベの中でも特に数が多い種類です。
イシスメンシスの中で選抜された、雷帝と呼ばれる園芸品種があります。
その株を購入したときから、その魅力にはまってしまいました。
東北の園芸店から購入したもので、先代の時代からある株で、コンパクトなタイプとのことでした。
ワックスが乗ったシルバーグリーンに青みがかった葉、鋸歯の切れ込みが深く厚みのある葉が特徴です。
トップは太くうねり、鮮やかな赤褐色をしています。
ボール状にまとまりやすく、3号〜5号サイズでも見栄えのある姿になります。

イシスメンシスには多様な園芸品種があります。
雷帝の斑入りから選抜されたアトミックゴールドや、青白い葉から白銀(シロガネ)と呼ばれるもの、鋸歯が連なって連歯になる甲蟹(カブトガニ)、甲蟹に斑が入った王妃甲蟹錦など、普及種と呼ばれるものにとどまらず、個性的な姿をしたものが多いです。

成長は比較的ゆっくりですが、丈夫で育てやすい品種です。
一方で、アガベの中では耐寒性が弱い種類なので、冬は注意が必要です。
僕の場合は、最低気温が5℃を切るようになったら室内に取り込むなどの対策をしています。
イシスメンシスは、アガベの中でも小型なので、大きくなりすぎないサイズ感も魅力の一つです。
小型といっても、大きなものでは直径40cmほどになることもあります。
車椅子で園芸をしていると、大きな鉢を動かすことや、重い植物を持ち上げることが大きな負担になります。
その点で、鉢植えでコンパクトに楽しめる植物は長く付き合いやすいと感じています。
実は、初めて買ったアガベは雷神という園芸品種でした。
雷神は、ポタトラムという種になるのか、イシスメンシスになるのか、判断が難しいところがあります。
買ったときはポタトラムだと思っていましたが、いろいろ育て、調べ、人にも聞いてみて、成長した今の姿を見ると「多分イシスメンシスかな?」と思っています。
このあたりは、また別の記事で深掘りしてみようと思います。
僕にとってイシスメンシスは、ただ好きなアガベというだけではなく、「自分の環境でも無理なく付き合いやすいアガベ」でもあります。
ポタトラム系
僕自身は分類を詳しく解説できる立場ではないため、ここでは育てている中で感じる印象や魅力を中心に紹介します。
まずは吉祥冠です。
斑入りのものは吉祥冠錦と呼ばれています。
日本で選抜されたとされる園芸品種で、古くから親しまれているアガベです。
一般にはポタトラム系として流通していますが、分類には諸説あります。
最初におすすめされるアガベの代表格でもあります。
耐寒性こそ高くありませんが、育てやすく成長も早い。
そして、なんといってもきれいなアガベです。
さまざまな斑入りのタイプがあり、それぞれ違った魅力があります。
鉢増しをすれば大きくなりますが、鉢サイズを抑えれば5〜6号以下でも育成できます。


そのほか、ポタトラム系ではスポーン、チェリースウィズルなども育てています。

こちらは非常に荒々しく、ワイルドで厳つい印象です。
本来ポタトラムは中型と分類されるため、あまり大きくしすぎると管理が大変になるので注意が必要です。
ポタトラムはイシスメンシスに近いとされるアガベですが、こちらもバラエティーが豊富です。
育てやすく、成長速度も比較的早いので、変化を楽しみやすいと感じています。
ただし、イシスメンシス同様、丈夫ではありますが耐寒性は高くないため、冬の管理には注意が必要です。
イシスメンシスとはまた違った魅力があり、同じアガベでも種類によって楽しみ方が変わるところが面白いです。
アガベは見た目の迫力もありますが、僕にとっては「車椅子でも扱いやすいサイズに収められるか」という視点も大事です。
好きな植物でも、大きくなりすぎると管理が難しくなります。
だからこそ、ポタトラムのように鉢植えでも地植えしたときのような荒々しい姿を楽しめるアガベには魅力を感じています。
チタノタ・オテロイ、パリー、モンタナ、パラサナなど
そのほかにも、チタノタ・オテロイ、パリー、モンタナ、パラサナなど、中型・大型で耐寒性のあるアガベやハイブリッド系なども育てています。
チタノタやオテロイは、今でも人気の高いアガベの一つです。
僕がアガベにはまりだしたころ、ちょうど大ブームの最中でした。
鋸歯の強さ、株姿、名前の違い、育て方、価格帯など、掘り下げようと思えばそれだけで記事が書ける植物です。
今でこそ落ち着いてきましたが、当時はとてつもない金額でやり取りされていました。
ただ、この記事では育てている植物全体の紹介が目的なので、ここでは軽く触れる程度にしておきます。

パリーやモンタナのように、寒さに強いとされるアガベも育てています。
パリーやモンタナは非常に人気の高い種類です。
ドライガーデンで地植えされている大きな株は、非常に見ごたえがあります。
パリーの中でもいろいろな種類がありますが、トランカータ、ホーチエンシスなどは特に人気です。
ワックスがかかったようなきれいなパウダーブルーの葉をしており、丸みを帯びた葉がロゼット状に展開した姿は圧巻です。
一目見ると惚れ惚れしてしまいます。
耐寒性もかなり強く、僕の環境では5号サイズ程度の小さい株でも、軒下管理であれば冬も屋外で管理できています。
その分、暑さや蒸れには弱い印象があります。
モンタナは中〜大型種で、自生地や地植えでは1mを超えることもあります。
幅広で深緑色の葉を持ち、葉の表面に成長の段階で現れるウォーターマークがとてもきれいです。
トップスパインは鋭く、赤〜褐色の鉤爪状の鋸歯を持ち、ワイルドな印象です。
こちらも耐寒性がとても強く、ドライガーデンなどでも人気の種類の一つです。
高地性のため、夏の蒸れには注意が必要です。
僕は鉢管理で直径30cmほどの株を育てていますが、このサイズでも十分かっこいいです。

中型・大型のアガベは迫力があります。
鉢管理でも育てることは可能ですが、車椅子で管理する場合は、鉢の重さや移動のしやすさも考えないといけません。
そのため、単純に「かっこいいから育てる」だけではなく、今の環境でどこまで管理できるかを考えながら付き合っています。
大型種は正直おすすめしにくいですが、鉢管理で自分が何号サイズまで扱えるのかを理解しておけば、楽しめないわけではありません。
ただし、無理はしない方がいいと思います。
アガベについては、今後さらに種類ごとの記事も書いていきたいと思っています。
イシスメンシス、ポタトラム、チタノタ・オテロイ、パリー、パラサナ、耐寒性のあるアガベ、ハイブリッド系など、それぞれ育てていて感じることが違います。
梅雨対策や夏の管理についても、別の記事で詳しく書いていく予定です。
植物を選ぶときに考えていること
こうして紹介していると、「好きなものを好きなだけ育てている」ように見えるかもしれません。
でも実際は、そう単純でもありません。
もちろん、好きだから育てています。
ただ、車椅子で園芸を続けていると、植物を迎える前に考えることがいくつもあります。
例えば、成長速度です。
早く育ってくれるのは、変化が見えて嬉しいものです。
でも、成長が早いということは、植え替えの頻度が増えたり、鉢が大きくなったり、置き場所を考え直す必要が出てきたりします。
車椅子という自分の状況で考えると、実はゆっくり成長してくれる方がありがたい、という面もあります。
鉢サイズについても同じです。
大きくなりすぎないこと、小さいサイズでも育成を楽しめることは、僕にとって植物を選ぶ基準の一つになっています。
大きな鉢は見栄えがありますが、その分、移動や植え替えの負担も大きくなります。

水やり、遮光、雨よけ、冬越しなども、植物の数やサイズが増えるほど大変になります。
「頑張れば管理できる」から選ぶのではなく、「無理なく続けられる規模かどうか」で選ぶ。
この違いは、僕にとって結構大きいです。
気に入ったものを何も考えずに迎えられたら楽なのですが、それをすると後々自分が苦しくなることを、これまでの経験で分かっています。
アガベなど、子株が根元から増える種類もあります。
最初のうちは嬉しくて、どんどん子を吹いてほしいくらいでした。
ですが、すべての子株を鉢に植えたり、発根管理したりしていると、すごい数になってしまいます。
知人に譲ることもありますが、それでもすべての子株を育て続けることはできません。
植物なので簡単な話ではありませんが、自分が管理できる数を超えないためには、すべてを残さないという判断も必要だと考えるようになりました。
置き場所が確保できるか、成長しても置けるか、冬越しが可能かを考えることも必要です。
だから今は、好きかどうかだけでなく、自分の環境で長く付き合えるかどうかも考えるようになりました。
ハオルチアは、室内でも楽しみやすい植物
アガベ以外で、今後しっかり掘り下げたいと思っているのがハオルチアです。

ハオルチアは、アガベとは違った意味で車椅子園芸と相性の良い植物だと感じています。
強い直射日光を必要とせず、観葉植物を置くような室内環境でも、光や風通しを工夫すれば楽しめます。
もちろん、室内に置いておくだけで育つわけではありません。
それでも、しっかり日光に当てて屋外で管理するアガベと比べると、室内園芸の入口として選びやすい植物だと思います。
僕がハオルチアを知ったのは、園芸店でオブツーサを見かけたことがきっかけでした。
園芸を始めてから、車椅子でも入りやすい園芸店を見つけては、よく足を運ぶようになりました。
そこでは、まだ育てたことのない植物や、初めて見る植物にも出会えます。
その中で目に留まったのが、ぷっくりとした丸い葉と、透き通ったような姿をしたオブツーサでした。
「こんな植物があるんだ」と驚いたことを覚えています。
そのときは育て方がまったく分からなかったため購入しませんでしたが、帰ってからSNSやブログで調べているうちに、すっかりその魅力にはまり、後日オブツーサを購入しました。
ハオルチアには、オブツーサのような柔らかい葉を持つ種類があります。
一方で、以前は同じハオルチアとして扱われていた十二の巻などの硬い葉を持つ種類は、現在ではハオルチオプシスとして分けられています。
特にオブツーサのような透明感のある葉は、光が当たると宝石のように見えることがあります。

以前、植物にほとんど興味のなかった知人に見せたところ、思っていた以上に気に入ってくれました。
その後、子株が増えたときにプレゼントしたことがあります。
ハオルチアは見た目の特徴が分かりやすく、植物に詳しくない人にも魅力が伝わりやすい植物だと感じています。
さらに、見た目の魅力だけでなく、コンパクトで室内でも育てやすいところもハオルチアの良さです。
身体の状態や住んでいる環境によっては、屋外で植物を管理するのが難しい場合もあると思います。
庭やベランダへ出るのが大変だったり、重い鉢を動かせなかったり、日当たりの良い場所を確保しにくかったりすることもあります。
大きな観葉植物も魅力的ですが、コンパクトで扱いやすく、見た目にも特徴のあるハオルチアは、室内で植物を楽しみたい人にとって良い選択肢になるのではないかと感じています。
アガベやサボテンのような鋭い棘がないことも、扱いやすいと感じる理由の一つです。
ハオルチアについては、今後、育てている種類や管理方法などを別の記事で詳しく書いていきたいと思っています。
サボテン

サボテンもいくつか育てています。
種類がとても多く、形の面白さや、ゆっくりと育っていく姿には、アガベやハオルチアとはまた違った魅力があります。
僕がサボテンを育て始めたきっかけは、アストロフィツム属の兜丸です。
兜丸は、星をちりばめたような模様が表面に広がる、丸い形のサボテンです。
サボテンの棘は刺座と呼ばれる部分から生えますが、兜丸には鋭い棘がありません。
刺座が白い綿毛のような姿をしていて、触れても痛くなく、とても可愛らしい見た目をしています。

現在は、コピアポア属のサボテンもいくつか育てています。
コピアポアでは、白い肌と黒い棘を持つシネレア、和名では黒王丸と呼ばれる種類が有名です。
原産地はチリのアタカマ砂漠で、厳しい環境の中を長い時間をかけて育つ植物です。
僕が育てているものは実生株で、自分で種をまいて育てている株もあります。

成長はかなりゆっくりですが、小さな変化を見ながら育てていくところに面白さを感じています。
サボテンは形だけでなく、花も魅力的です。
春から秋にかけて、黄色や白、ピンクなど、種類によってさまざまな花を咲かせます。
サボテンを育てる前は花にそれほど興味がありませんでしたが、実際に咲く姿を見て、そのきれいさに気づかされました。
ただし、サボテンの花は開花時間が短く、1日ほどでしぼんでしまうものも少なくありません。
きれいなタイミングを見逃してしまうことがあるのは、少し残念なところです。
サボテンは、水やりの頻度が比較的少なく、管理の手間を抑えやすい種類が多いため、その点では車椅子園芸とも相性が良いと感じています。
ただし、サボテンなら何でも管理しやすいわけではありません。
種類によって耐寒性にはかなり差があり、寒さに強いものもあれば、冬は室内管理が必要になるものもあります。
また、多くのサボテンは、土が長く湿った状態や風通しの悪い環境を苦手とします。
特に日本の梅雨や夏は湿度が高いため、水やりの量やタイミング、置き場所には注意が必要です。
棘があることも、車椅子で育てるうえでは考えておきたい部分です。
車椅子では植物との距離が近くなりやすいため、置き場所や作業のしやすさだけでなく、どのくらいの大きさまでなら安全に管理できるかも考える必要があります。
僕は、自分の頭ほどの大きさになるサボテンや、背の高い柱サボテンなどは育てていません。
倒れたり、移動するときに棘が当たったりする危険があるためです。
現在育てているものも、いずれは大きくなっていきます。
それでも、サボテンは成長がゆっくりなものが多いため、今の自分が扱いやすい大きさで、時間をかけてしっかり育てることを楽しんでいます。
サボテンは、アガベとはまた違った、ゆっくりとした時間の流れを感じられる植物です。
塊根植物

塊根植物も育てています。
僕が園芸にハマるきっかけになった亀甲竜も、塊根植物のひとつです。
亀甲竜との出会いや、園芸を始めるきっかけになった話は、こちらの記事に書いています。
現在育てているのは、パキポディウム、アデニウム、ドルステニア・ギガスなどです。


僕は、実生株を中心に育てています。
その中でも、ケラリア・ピグマエアは、自分で種から育てている株です。

種から育てた株は、現地で長い年月をかけて育った株のような独特な樹形にはなりにくいとされています。
それでも、小さな苗から少しずつ幹が太くなり、形が変わっていく過程を見られるのは、実生株ならではの楽しさです。
実生株を育てている中では、比較的日本の環境に馴染んでいるように感じる株もあります。
塊根植物には寒さに弱いものが多く、冬になると早めに室内へ取り込んでいます。
冬の置き場所や室内での管理が必要になるため、数を増やしすぎると管理が大変になる植物でもあります。
見た目が個性的で、一般的な観葉植物とは違った存在感があるところも、塊根植物の魅力です。
冬も暖かく、十分な光を確保できる環境であれば、休眠させずに育てられる種類もあります。
ただ、うちの環境では、多くの株が落葉して休眠に入ります。
休眠中の水やりは、植物の種類や室温、株の状態を見ながら調整しています。
塊根植物は、ゆっくりとした変化を見ていく楽しさがある一方で、冬越しや置き場所まで考えながら付き合う植物だと感じています。
ユーフォルビア


ユーフォルビアもいくつか育てています。
世界中に2000種以上が分布しているとされ、非常に多様な姿形をしています。
その中でも人気の高いオベサ、ホリダ、バリダなどを育てています。
その形や棘からサボテンのように見えるものもありますが、サボテンとは違う植物です。
ギラウミニアナは塊根植物のような独特な樹形をしており、葉を展開するタイプです。

見た目の幅が広く、クセのある姿のものも多いので、育てていて面白い植物です。
特にオベサは人気があります。
小さいうちは丸っこく、棘のないサボテンのような見た目をしています。
成長は早くありませんが、徐々に縦に伸びていきます。
その形には個体差がはっきり出るため、何株も育てている人も珍しくありません。
見た目の個性が本当に独特で、とても同じ種とは思えないところがユーフォルビアの面白いところです。

オベサ、ホリダ、バリダは乾燥にも強く、僕の環境では比較的寒さにも強いと感じています。
軒下で風や霜を避ければ冬も屋外管理できていますが、これは僕の環境での話なので、おすすめはしません。
気を付けないといけないのが、ユーフォルビアには毒があることです。
ユーフォルビアは、根や茎、葉に傷がつくと白い乳液状の樹液を出します。
この樹液は皮膚や目を強く刺激することがあるため、植え替えなどの作業では注意が必要です。
植え替え時に根などが傷ついて乳液が出た場合は、ティッシュなどで拭き取っています。
うちでは、子どもがホリダをサボテンだと思って触ろうとすることがあります。
「サボテンほど痛くはないけれど、傷つくと出る白い樹液には触らないように」と伝えています。
そのため、できるだけ子どもの手が届きにくい場所で管理することも意識しています。
ユーフォルビアは乾燥気味の管理が合うものも多く、アガベやサボテンと近い感覚で管理できる部分もあります。
ただし、種類によっては寒さに弱かったり、樹液に注意が必要だったりするため、同じように扱えるわけではありません。
僕の場合は、寒さに弱いものは冬に室内へ移動し、屋外で管理するものも雨や霜を避けられる場所に置いています。
また、植え替えの際は樹液に直接触れないこと、子どもが触りやすい位置に置かないことも意識しています。
見た目のクセが強いものも多く、アガベやサボテンとは違った面白さがあります。
今は「増やす」より「続けられる形」に整えている
こうして並べてみると、我ながらよく増えたなと思います。
好きで育てているうちに、気づけばかなりの数になっていました。
楽しくて仕方なかった、というのが正直なところです。
ただ最近は、これ以上増えて手が回らなくなる前に、増やし方を少し考えるようになりました。
植物は増えれば増えるほど、見る楽しさも増えます。
でも同時に、水やり、植え替え、置き場所、冬越し、移動、遮光、雨対策など、やることも増えていきます。
車椅子で園芸をしていると、その一つひとつの負担が積み重なります。
植え替えも、株数が増えるほど一度には終わらなくなります。
春のうちに終えられるのが理想ですが、間に合わず、真夏を避けながら秋まで作業が続くこともあります。
また、車椅子に限らず、置き場所の問題は園芸を楽しんでいる人にとって永遠のテーマだと感じます。
今回紹介した以外にも、まだまだ欲しい植物はあります。
それでも、無理に増やしてしまうと楽しめなくなってしまいますし、しんどくなってしまったら本末転倒です。
最近は、新しく植物を迎えるなら、その前に今ある植物を整理するようにしています。
鉢も必要以上に大きくせず、自分が扱えるサイズに収めることを意識しています。
数を増やすことよりも、今育てている植物をしっかり管理できる状態を保つことを優先するようになりました。
だからこそ、これからは「欲しいから増やす」だけではなく、「無理なく続けられるか」も考えながら付き合っていきたいと思っています。
おわりに|これから管理記事も書いていきます
今回は、僕が育てている植物たちをざっくり紹介しました。
アガベを中心に、ハオルチア、サボテン、塊根植物、ユーフォルビアなど、いろいろな植物を育てています。
植物を育てる楽しさはもちろんあります。
でも、身体に制約がある中で長く続けるには、自分の環境に合った植物を選ぶことや、管理できる規模に整えることも大事だと感じています。
僕の場合は、アガベのように屋外でしっかり育てる植物もあれば、ハオルチアのように室内でも楽しみやすい植物もあります。
どちらが正解というより、自分の環境に合った形を見つけることが大事なのだと思います。
特にアガベは数も多く、梅雨や夏の管理で気を使うことも多いので、これから別の記事で詳しく書いていく予定です。
ハオルチアについても、室内で楽しみやすい植物として、車椅子園芸の視点から掘り下げてみたいと思っています。
身体に制約があっても、植物を楽しむ方法はあります。
これからも、無理のない範囲で植物との暮らしを続けていきたいと思います。

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