11年

今年の3月で脊損歴11年です。もうベテランですよね。

人それぞれではありますが、人間良くも悪くもそのうち慣れるもんだな、と実感しています。

怪我をして、入院生活が始まりどこかのタイミングで、脊髄を損傷したため一生歩けないなど

の通達をお医者さんか家族から告げられるでしょう。

誰しも落ち込んだり絶望して当然だと思います。

中には早い段階で障害を受け止め、いわゆるポジティブに前進できる人もいましたが、

早い遅いは人それぞれなので気にしなくていいです。

ただ大事なことは、出来なくなってしまったことは考えず、この身体でも出来る、

出来そうな事、今は無理でもいつかはやりたい事をたくさん見つけてください。

車って運転出来るんだ、じゃあ遊びに行けるやん!とか

車いすでも仕事できるんだなどを知り少し楽しくなってきた時があったのを覚えています。

(今考えると障がいのある方に対していかに自分が無知だったか恥ずかしい限りです。。)

当時よりSNSが発展してよりたくさんの情報が手に入りますし、車いすYouTuberも

結構いますから自分がこれだ!と楽しくなる情報を是非見つけてくださいね。

そして、しんどい時はなるべく休んだり早く寝ることも大事だと思います。

サボりと思ってしまうかもですが、そこは仕方ないことなので

一休みしながら日々過ごして、やれることをコツコツやっていきましょう。

11年前の今頃どんな状況だったかを思い出しながら書いておきたいと思います。

当時、地元の病院から愛知県にある中部ろうさい病院に転院したばかりで、

リハビリに向けて気合入れていたのに検査、検査の毎日で悶々としていたのを思い出します。

地元の病院ではできるリハビリも限られているため、主治医から転院を勧めてもらいました。

ろうさい病院なら脊損、頚損の人達もたくさんいて施設も充実しているため、社会復帰をする

為には転院してしっかりとリハビリをするべきだと言われました。

それからろうさい病院の事を調べ始めました。特にその病院でリハビリを終えて退院した方や

今現在入院している方のブログが大変ありがたく、かなり読み漁りました。

その時はまだ、ここなら歩けるようになるかもと淡い期待を胸に秘めていたんですが、それよりも

早くトイレのことを自分で出来るようになりたいのが強かったですね。同じ考えの方多いのでは

ないでしょうか?特に排便の失敗は何よりも凹みます。これは今は大分減りましたが、

たまにやらかします。そんな時はサッサと寝ることにしてます。

続く

コメント

タイトルとURLをコピーしました